2009年に「それでも人を愛する犬(ここをクリック)」(講談社)を出版して感動と涙を誘った著者が、新たに猫バージョンを4月下旬にさんこう社から刊行します。16年間に及ぶ犬猫保護活動の中で出会った「不遇な猫」と、彼らを終の棲家へ導く過程を綴った、心に沁みる16のノンフィクションです。 田辺さんはこの本について以下のように語っています。 登場する猫たちはいわゆる「譲渡のレベルの高い猫(里親が決まりづらい猫)あるいは「私の心に強く残っている猫」になります。しかし、ただただ不憫、可哀想、憐れ、といった書き方をしません。彼らがどのような苦労をたどり、そして苦労の末、どう生き、何を得たのか、それによって私が何を得てきたのかを伝えたいのです。広義では「動物愛護書」の意味合いを含んでいると思いますが、私は愛護の色を強く出すつもりはありません。彼らと私とあるいは里親との絆、未来、輝きに焦点を当てていけたら、と考えています。 田辺さんは「幸せの703号室(ここをクリック)」というブログを書いておられます。語られる文字の隅々から、犬猫への愛情が感じられるブログです。添えられている写真が、いつも素晴らしいもの。愛情をそそがれた犬猫の表情は生命力に溢れています。生きていて本当に良かったと思わせるものばかりです。ぜひご覧ください。 この本を手にした方は、猫がただの愛玩物ではなく、家族として生きる姿に触れると思います。そして、彼らがペットショップの猫でなく、見捨てられていたノラ猫だったということを。
株式会社さんこう社は出版と共に、銀河企画として演奏会活動を行っています。
最新の公演予定は以下の通りです。
安田正昭&小野文子ピアノデュオリサイタル
2019年5月11日(土)14時開演(13時30分開場)
武蔵野市民文化会館小ホール
全席自由 ¥3000
演奏曲目
ベートーヴェン:交響曲第4番
チャイコフスキー:舞踊組曲「くるみ割り人形」
ベネット:「4つの小品組曲」
お申し込み・お問い合わせ 銀河企画 0422-52-0429 (詳しくはここをクリックして下さい)